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西代工場 プレス部門​​ 役職者

  • 普段の仕事内容について教えて下さい。

 私は全国4工場のうち、茨城県は西代工場の特注・システム部門に所属しています。……つまり、プレス機が自動で、金属を切ったり曲げたり穴空けたりしてくれまして、そのお世話をしている感じです。製造現場で製品を作りながら、在庫数や出荷動向をチェック、製造計画を練って、プレス部門のみんなに指示を出したりもします。「こういったもの作れないかな?」とイラストや図面を頂いて、汎用機でオーダーメイドな部品を製造することもあります。
 最近は社内用データサーバーのメンテナンス、事務処理用のVBAプログラムを構成することも多いです。

  • 仕事の特徴を教えて下さい。

 私たちプレス部門は、一日に数千個から数十万個もの製品を作ります。一人でこの数を作りますので、全体で合わせると、一日に何百万個もの製品を作っています。それだけ多くの人が私たちが作ったものを利用します。

 私が担当した製品が、建築現場へ運ばれ大学や病院、体育館など作られていくと思うと、なんだか不思議な感じがします。日々、私が作った製品を誰かが使って、誰かが買って、誰かが待っています。
 沢山の出荷予定を頂いているのに、機械の故障やトラブルで、製造予定が遅れることがあります。急ぎのご注文で予定を最初から組みなおすことがあります。私は彼女とのデートによく遅刻するのですが、仕事に遅刻したら、何十人もの誰かを待たせてしまいます。もちろん彼女を待たせてはいけません。でも仕事は絶対に待たせてはいけません。その為にも、工程調整や、要望に応えた製品づくりなど、日々の業務に徹頭徹尾責任を持って取り組んでいます。

  • 自分の成長を感じたり仕事のやりがいを感じたりするのはどんな時ですか。  

――自分の仕事じゃない、自分は関係ない――。そんな冷たさが、社会ではよく肌を撫でることがあります。ユタカでは、自分の部門が忙しい時、他の部門の方が助けてくれることがあります。他の部門が忙しいなら、私が助けることがあります。そんなユタカ工業ならではの温かい結束は、心地よく感じています。皆で仕事を苦楽を分かち合う、それはやりがいに繋がっています。
 まだまだ先輩や協力会社の方々にお世話になっている身ですが、分からないことがあるから成長できるのだと前向きに考えています。 皆でひとつひとつの製品を作り上げるのは、ものづくりの醍醐味であり、そこに意味や価値があると信じています。

  • 就職活動中の皆さんへのメッセージをお願いします。

《こどもらしさが死んだ時、その死体を大人と呼ぶ》と、高名な作家が言っていました。私はそうは思いません。子供も大人も、大切なことは一緒です。好奇心や誠実さは大人にこそ必要です。学生と社会人も変わりません。きちんとあいさつすること、分からないことは質問すること、間違えたら謝ること。働いていれば、あいさつしなくていいわけではないのです。偉ければ謝らなくていいはずないのです。今まで先生方に教わったことは、いつだって忘れてはいけません。それは生きるということの根源です。

 働いていれば大変なこともありますが、糾える縄の如く、充実や愉快が待っています。いつだってどこだって、すべて自分次第だと思います。ぜひ、何事にも臆せず、挑戦してみて下さい。もしも、よかったら、一緒に働きましょう。待ってます。
 

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